【2023年6月版】今人気のアニメ、漫画、ゲームなどを紹介!オタクビジネスを開始するなら知っておきたい作品5選!

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ファッションやスイーツなどのように、アニメや漫画、ゲームにもトレンドがあることをご存じでしょうか?

SNSなどの普及によって多くの情報が共有できるようになったことはもちろん、スマホで手軽にアニメやゲームを楽しめたり、漫画アプリを使えばいつでも漫画が読めるようになったりしたことで、多くの人が様々な作品に触れる機会が増えました。

さらに、今は所謂「オタク」と呼ばれるコアなファン以外にも、Z世代を中心とした人たちもアニメや漫画、ゲームを好んでおり、みんなそれぞれ人気の作品をチェックしたり、好きな作品を見つけています。流行に敏感な世代も楽しんでいるからこそ、アニメや漫画、ゲームのトレンドの情報は常に見逃せないものになっています。

今回の記事では、2023年6月時点で人気のアニメ、漫画、ゲームなどのトレンドについての情報をお届けします!ぜひチェックして、オタクをターゲットとしたプロモーションなどのビジネスに生かしてください。

アニメ化でさらに多くの人が注目!気になる漫画はこの2作品!

ブルーロック

PR Timesより(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000520.000005738.html)

2018年より週刊少年マガジンにて連載中の、サッカーをテーマにした漫画です(原作:金城宗幸、漫画:ノ村優介)。架空の日本フットボール協会が、日本をW杯優勝に導く優秀なストライカーを育成するために「 “青い監獄” プロジェクト」を計画します。それは、全国から集められた300人のフォワードを務める高校生のうち、ひとりだけが日本代表になれるというものでした。高校生たちは、日本代表になる権利をかけて、熾烈な争いを繰り広げていきます。

韓国ドラマの『イカゲーム』をはじめとし、近年で多くの作品に取り入れられてきた、誰かが犠牲となる・ストーリーの途中で退場するキャラクターがいる「デスゲーム」要素があり、高校生のサッカーでありながらも緊張感の漂う物語が魅力です。キャラクターの信念を感じられるセリフは、真剣に打ち込んでいるものがあるとより心に響きます。

また、2022年10月よりアニメ放送がスタートすると、その直後の同年11月にW杯が開催され、サッカーファンからも注目を浴びました。スマホゲームではキャラクターに加え、三苫薫選手や本田圭佑選手といった実在するサッカー選手も登場し、幅広い世代に愛される作品へと成長しています。

呪術廻戦

PR Timesより(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001605.000005167.html)

2018年より週刊少年ジャンプにて連載中の、芥見下々による漫画です。既刊22巻時点でシリーズ累計発行部数が7,000万部を突破し、現在週刊少年ジャンプの連載作品の中でも圧倒的な人気を誇ります。物語は、人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う「呪術師」の戦いを描いたダークファンタジー・バトルです。

呪術師を目指す専門学校に通う高校生と彼らを取り巻く人々が、戦いや人との関わりを通して自分自身を見つめたり、時には生と死について考えたりしながら、過酷な環境を生き抜き、成長していきます。特に、主人公である高校生の虎杖悠二(いたどりゆうじ)の死生観や、人気キャラクター・五条悟(ごじょうさとる)の活躍に注目するファンが多いです。

読者がキャラクターに感情移入して考えさせられるような内容が印象的で、週刊少年ジャンプが発売される月曜日には、Twitterでも多くの感想ツイートが投稿されています。人間の負の感情から生まれる「呪い」をテーマにしたストーリーである故、シリアスで辛く衝撃的なエピソードもありますが、それもたくさんのファンを生み出している要素のひとつです。

2020年よりアニメが放送されると、世界的にもブームを巻き起こした『鬼滅の刃』に続く週刊少年ジャンプのヒット作となりました。アニメのテーマソングには、ネットで話題の歌手・Eve、劇場版アニメのテーマソングには「白日」で有名となったロックバンド・King Gnuを起用しており、楽曲面からもファンが集まる作品になっています。

手軽に楽しめるスマホゲームは幅広い層が楽しんでいます!

あんさんぶるスターズ!!

PR Timesより(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003643.000016756.html)

Happy Elementsのカカリアスタジオによる、アイドルをテーマにしたスマホゲームです。略称で『あんスタ』と呼ばれることもあります。ゲームはプレイヤーがアイドルたちのプロデューサーとなったストーリーを楽しみ、育成をしていく『あんさんぶるスターズ!!Basic』と、リズムゲームと3Dのキャラクターが楽しめる『あんさんぶるスターズ!!Music』の2種類がApp Store、Google Playにて配信中です。どちらのゲームにも様々なコンセプトのアイドルユニットがあり、個性豊かなキャラクターが多数登場します。

Z世代の女性を中心に人気のゲームで、アイドルのキャラクターが登場する作品の中でも多くの人が注目しています。実際に行われているライブにはキャラクターが3Dで登場するものと声優(キャスト)が登場するものがあり、どちらも毎回多くのファンが会場に足を運んでいます。ライブに参加するファンはファッションや持ち物もこだわっており、「量産型」と呼ばれるリボンやレースなどが特徴的な服装をしていたり、大好きなキャラクターのグッズを飾ったバッグ「痛バッグ」を持っていたりなど、オタク女性ならではの楽しみ方で作品やキャラクターを応援するファンが多く見られます。

また、『あんさんぶるスターズ!!』はコラボなどにも力を入れています。『あんさんぶるスターズ!!Music』ではキャラクターが既存の曲をカバーする企画が行われ、DA PUMPの「U.S.A.」、『とっとこハム太郎』のテーマソング「ハム太郎とっとこうた」などがゲームに収録されました。また、『あんさんぶるスターズ!!Basic』『あんさんぶるスターズ!!Music』のCMに俳優の松平健さんを起用したこともあり、様々な方法で注目を集めて新規ファンを獲得しています。

プロジェクトセカイ カラフルステージ!feat.初音ミク

PR Timesより(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003272.000005397.html)

「初音ミク」を中心としたボーカロイド楽曲など、話題の楽曲を楽しめるリズムゲームアプリです。ゲームオリジナルのキャラクターが登場するストーリーを読むこともでき、ノベルゲーム要素もあるボリューミーな内容になっています。また、他のプレイヤーと楽しめる要素として、友達同士での協力プレイ、ランクマッチもあります。さらにはゲーム内で開催されるバーチャルライブも他のプレイヤーと一緒に観ることができ、ペンライトを振ったり、ライブの感想を話したりなど、メタバースのような感覚が味わえるシステムも導入されています。

Z世代に人気の曲が多く、TikTokで「踊ってみた」動画が流行した『ダーリンダンス』、Adoの人気曲『うっせぇわ』などを収録しています。もちろん、昔からのボーカロイドファンにも馴染み深い『ハッピーシンセサイザ』『ローリンガール』『千本桜』といった名曲も多数用意されているので、幅広い世代が聴いて・遊んで楽しめます。年齢、性別問わず人気のゲームで、アプリゲームの売り上げランキングでも上位に入っています。

ひとつのゲームでありながらも、一人でじっくりリズムゲームに没頭したり、対戦で白熱したり、ライブで盛り上がったりと、様々な楽しみ方ができるため、アプリゲームの中でも注目が高まっています。また、近年話題になっているメタバース要素が含まれるため、これからどんな進化をしていくのか、どんな楽しみ方が増えていくのか、目が離せなくなりそうです。

VTuber(バーチャルユーチューバー)も見逃せないコンテンツに成長!

にじさんじ

PR Timesより(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001268.000006792.html)

2010年代前半頃まではアニメや漫画、ゲームを愛する人たちの多くがニコニコ動画で動画を楽しんでいましたが、YouTubeの生配信や動画に登場し、YouTuberのようにゲーム実況や様々な企画を行うキャラクター・「VTuber(バーチャルユーチューバー・略称『ブイチューバ―、ブイ』)」も見逃せないコンテンツとなってきました。数多くいるVTuberの中でも特に人気を博しているのが、ANYCOLOR株式会社が運営するVTuber・バーチャルライバーグループの「にじさんじ」です。個性豊かなVTuberたちは、企画力やキャラクター性もバラエティーに富んでいて、雑談をしたり、同じ「にじさんじ」のVTuber同士でゲームの対戦をしたり、歌を歌ったりしている様子をYouTubeで配信しています。

YouTubeでは「Super Chat(スーパーチャット・通称「スパチャ」)と呼ばれる、投げ銭とコメントを同時に送れるシステムがあります。Super ChatをすることによってVTuberにコメントを読まれたり、喜んでもらえたりと、オンラインでありながらも密接なやりとりができ、それによって現実とバーチャルを繋げる力を持つVTuberの可能性に魅了されるファンが続出しています。

ニコニコ動画にもコメントで交流を楽しむ文化があったため、ニコニコ動画のファンとも親和性が高いことや、従来のニコニコ動画を好むバックグラウンドを持った層が、世代交代して、ニコニコ動画よりもYouTubeでVTuber動画を見るようになったことも流行の理由と考えられます。

コンビニ(ファミリーマート)やアパレル(STARTER、しまむら)など様々な業界とのコラボを行っていること、リアルでのライブが開催されていることも人気の理由の一つです。運営しているANYCOLOR株式会社が2023年6月8日に東京証券取引所グロース市場に上場し、VTuberを牽引していく存在になったことが現れています。

今はシリアスな要素がある作品・現実とバーチャルが同時に楽しめる作品が人気な模様!

漫画・アニメでは『ブルーロック』『呪術廻戦』、ゲームでは『あんさんぶるスターズ!!』『プロジェクトセカイ カラフルステージ!feat.初音ミク』、さらにVTuberとして『にじさんじ』を紹介させていただきました。今回挙げた2023年6月現在で流行中のコンテンツは、「シリアスな要素」があったり、「現実とバーチャルが同時に楽しめる」ということが共通点なのではないでしょうか?

「シリアスな要素」は、デスゲーム要素を併せ持つ『ブルーロック』、キャラクターが人の感情や生死に向き合う場面がある『呪術廻戦』に含まれるもので、今回挙げた他の作品にもそういったシーンが垣間見える時があります。少し暗く重たい・殺伐とした印象がありますが、刺激的でハラハラする展開が癖になり、感情を揺さぶられます。現実離れした緊張感の漂うストーリーでありながらも、心に響く言葉や逆境に立ち向かうキャラクターの生き様がリアルに描かれているので、読者は考えさせられたり、キャラクターから学んだりすることも多いでしょう。中には、キャラクターと自分を重ね、共感する読者もいます。様々な悩みを抱える人が多い現代だからこそ、敢えてシリアスな要素を多く含む作品に触れることで心を浄化したり、キャラクターを通じて新たな価値観を知り活力を得る効果も期待されていると言えそうです。

ソフトバンク株式会社プレスリリースより(https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2023/20230511_01/)

「現実とバーチャルが同時に楽しめる」ものについては、リアルのライブでもキャラクターが登場する『あんさんぶるスターズ!!』、メタバース空間で交流や音楽を楽しめる『プロジェクトセカイ カラフルステージ!feat.初音ミク』、キャラクターと時間を共有できる『にじさんじ(VTuber)』が例として挙げられます。こういった作品は、多くの人がインターネットやSNSを閲覧する時代になり、バーチャルな空間でも交流を求めることに楽しみを見出すようになったため、ファンが増えていると考えられます。また、フィーチャーフォンを触ったことがなく、初めての携帯電話としてスマートフォンを使うデジタルネイティブとの親和性が高いことも流行の理由です。

今後もアニメや漫画、ゲームなどのトレンドは変化していきます。どんどんダークな作品が増えていくかもしれませんし、ギャグテイストの作品が大ヒットする可能性もあります。技術が発達すれば、より現実とバーチャルが隣接した作品が生まれる可能性もあるのです。「オタク女子推しラボ」でもトレンドを発信していくので、今後もオタクビジネスの支えにしていただけたら幸いです。

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